療育はいつから始める?発達が気になったときの最初の一歩

「気になる」と思ったときが、はじめどき

「同じ年齢の子と比べて、ことばが少ない気がする」「呼びかけても振り向かないことがある」「集団の中で遊ぶのが苦手そう」。お子さまの発達について、ふとした瞬間に不安を感じたことはありませんか?

結論からお伝えすると、療育に「早すぎる」ということはありません。発達支援の世界では、脳が柔軟な幼児期に適切な関わりを始めることが、お子さまの育ちを大きく後押しすると考えられています。「様子を見ましょう」と言われて数か月モヤモヤするより、まず相談してみることが、お子さまにとってもご家族にとっても最初の一歩になります。

そもそも「療育」ってなに?

療育とは、発達に特性のあるお子さま(またはその可能性のあるお子さま)に対して、一人ひとりの発達段階に合わせた支援を行うことです。「治療」と「教育」を合わせた言葉ですが、実際の現場は「訓練」のような堅いものではなく、遊びを通してできることを少しずつ増やしていく、あたたかい場所です。

たとえばエミエルでは、0〜6歳のお子さまを対象に、個別療育と集団療育を組み合わせています。個別では一人ひとりの「今できること・もう少しでできそうなこと」に合わせた活動を、集団ではお友だちとの関わりの中で順番を待つ・気持ちを伝えるといった経験を積み重ねていきます。

診断がなくても利用できるの?

これは保護者の方から最も多くいただく質問のひとつです。答えは「診断がなくても利用できる場合が多い」です。

児童発達支援を利用するには「通所受給者証」が必要ですが、これは医師の診断書がなくても、自治体の窓口での相談や意見書などをもとに発行されるケースがあります。「診断を受けるのはまだ心の準備ができていない」というご家庭でも、支援につながる道はあります。まずはお住まいの市町村の窓口、またはお近くの児童発達支援施設に気軽に問い合わせてみてください。

療育を始めるまでの流れ

一般的には次のような流れになります。

まず、市町村の子育て支援窓口や保健センター、または児童発達支援施設に相談します。次に、施設の見学や体験を通して、お子さまに合いそうな場所かどうかを確かめます。その後、通所受給者証の申請を行い、交付されたら利用開始、という順番です。

申請から交付までは1〜2か月ほどかかることもあるため、「4月から通わせたい」など時期の希望がある場合は、少し早めに動き始めるのがおすすめです。

迷ったら、まず見学から

療育を始めるかどうかは、資料やインターネットの情報だけではなかなか決められません。実際に施設の雰囲気を見て、スタッフと話して、お子さまが楽しそうに過ごせそうかを感じていただくのがいちばんです。

エミエル(愛知県東海市名和町)では、随時見学・ご相談を受け付けています。「まだ迷っている段階なんですが…」という方こそ、大歓迎です。お子さまの発達について気になることがあれば、どうぞお気軽にお問い合わせください。

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。お子さまの発達について医学的な心配がある場合は、かかりつけ医や専門機関にご相談ください。

見学・ご相談はお気軽にどうぞ